DDoS攻撃は世界的に減少するも、アジアでは増加--四半期レポート(アカマイ)
アカマイは、2014年第3四半期「インターネットの現状」レポートを発表した。
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2014年第3四半期に同社が攻撃トラフィックの発生源として観測したのは201(重複なし)の国・地域で、第2四半期の161から大幅に増加、第1四半期の194に近い数となった。攻撃の最大の発信源は引き続き中国(50%)で、米国のほぼ3倍となっている。また同社のユーザから報告されたDDoS攻撃の件数は、2四半期連続で270件となった。全体として2014年初頭から4.5%の減少となり、2013年第3四半期との比較では4%減となる。南北アメリカ(142件)とヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)地域(44件)で攻撃件数が減少したが、アジア太平洋(APAC)地域の攻撃件数は前四半期比25%増の84件であった。前四半期と比べて業界の分布に変化はないが、前年同四半期と比較すると大企業が減少(127件から80件)し、ハイテク企業が増加(14件から42件)している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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