「GigaCC OFFICE」に複数の脆弱性、アップデートとパッチの適用を呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、日本ワムネットが提供する、オンラインストレージ機能を提供するソフトウェア「GigaCC OFFICE」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「GigaCC OFFICE ver.2.3 およびそれ以前」には、メール送信処理に使用される Apache Velocity テンプレートエンジンの設定不備(CVE-2016-7844)、Apache Struts 1 に起因するメモリ上のコンポーネントを操作可能な脆弱性(CVE-2016-1181)、任意のファイルをアップロード可能な脆弱性(CVE-2016-7845)が存在する。JVNでは、CVE-2016-7844およびCVE-2016-1181の脆弱性は最新版にアップデートし、パッチを適用することで脆弱性に対応でき、CVE-2016-7845については暫定パッチを適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》