CSIRTを設置するも、スキル不足などにより有効性に疑問を持つ日本企業(IPA)
IPAは、「企業のCISOやCSIRTに関する実態調査2016」を公開した。
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CSIRTについては、米国、欧州では約半数が「期待したレベルを満たしている」と答えているが、日本では14%にとどまった。また、CSIRTなどの有効性を左右する要素では、「能力・スキルのある人員の確保」と回答した割合が日本では73.3%と非常に高かった(米国:56.8%、欧州:54.2%)。同様に「情報セキュリティ人材のスキル面等の質的充足度が十分である」と回答した日本の企業は、欧米の半分以下となっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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