ヘルプデスク向けチケット管理アプリケーションに複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ReadyDeskが提供するヘルプデスク業務用のチケット管理アプリケーション「ReadyDesk」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「ReadyDeskバージョン9.1」には、SQLインジェクション(CVE-2016-5048)、ディレクトリトラバーサル(CVE-2016-5049)、暗号鍵がハードコードされている問題(CVE-2016-5683)、危険なタイプのファイルの無制限アップロード(CVE-2016-5050)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって、データベース内の機微な情報を取得されたり、任意のファイルを取得されたり、当該ソフトウェアの権限で任意のコードを実行される可能性がある。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》