Wi-Fi 起動爆弾を選挙中に発見、中東以外では初の事例(The Register) | ScanNetSecurity
2024.05.20(月)

Wi-Fi 起動爆弾を選挙中に発見、中東以外では初の事例(The Register)

警察によると、逮捕者の一人は爆弾製造の専門家で、Wi-Fi 起爆機構に取り組んでいたという。爆弾に Wi-Fi 信号を使用することは中東では数例あったものの、その他の地域では聞かれていなかった。今回が中東以外で初めての事例と考えられている。

国際 TheRegister
Wi-Fi 起動爆弾を選挙中に発見、中東以外では初の事例(The Register)
Wi-Fi 起動爆弾を選挙中に発見、中東以外では初の事例(The Register) 全 1 枚 拡大写真
 インドネシアで、爆弾に Wi-Fi で作動するサブ起爆装置を取り付けていたテロリストが逮捕されていた。今週(編集部註:2019 年 5 月 13 日週)、警察が発表した。

 この爆発物は今月に入ってからの強制捜査中に発見された。そこにはスイッチング機構が搭載されていて、メイン起動装置 ( SIM カードを利用し、携帯電話のテキストメッセージを受信することで起動する) が無線周波数ジャマーでブロックされた際には Wi-Fi 経由の信号を用いて起爆できるようになっていた。

《The Register》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. バイナリファイルからSBOMを作成し脆弱性情報と照合「SBOMスキャナ」発売

    バイナリファイルからSBOMを作成し脆弱性情報と照合「SBOMスキャナ」発売

  4. 攻撃者のあの手この手、リアルな攻撃&リアルな現状を知る専門家が警鐘を鳴らす ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    攻撃者のあの手この手、リアルな攻撃&リアルな現状を知る専門家が警鐘を鳴らす ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  5. メーラーが最新バージョンでなかった ~ 国公文協の委託先事業者に不正アクセス

    メーラーが最新バージョンでなかった ~ 国公文協の委託先事業者に不正アクセス

  6. 日本取引所グループのメールアドレスから不審メール送信

    日本取引所グループのメールアドレスから不審メール送信

  7. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  8. NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

    NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

  9. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  10. 7月のフィッシング報告状況、「.cn ドメイン」のフィッシングメールを多く確認

    7月のフィッシング報告状況、「.cn ドメイン」のフィッシングメールを多く確認

ランキングをもっと見る