プラネックス製無線LANルータ MZK-MF300N に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.05.31(金)

プラネックス製無線LANルータ MZK-MF300N に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月4日、プラネックス製無線LANルータMZK-MF300Nにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月4日、プラネックス製無線LANルータMZK-MF300Nにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

MZK-MF300N すべてのファームウェアバージョン

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供する無線LANルータMZK-MF300Nには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在すル。

・利用可能なデバッグ機能(CVE-2024-30219)
→デバッグ機能の使用方法を知っているユーザが管理画面にログインした場合、任意の操作をされる

・特定ポート番号におけるコマンドインジェクション(CVE-2024-30220)
→第三者に特定のポート番号に対して細工されたリクエストを送信され、任意のコマンドを実行される

 プラネックスコミュニケーションズでは当該製品の販売を終了しており、修正アップデートの提供はない。JVNでは、当該製品の使用停止を推奨している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. クロネコメンバーズにパスワードリスト攻撃による不正ログイン、3,467件が閲覧された可能性(ヤマト運輸)

    クロネコメンバーズにパスワードリスト攻撃による不正ログイン、3,467件が閲覧された可能性(ヤマト運輸)

  2. SPF / DKIM / DMARC はどう機能したか ~ フィッシングメール 596 件対象に分析

    SPF / DKIM / DMARC はどう機能したか ~ フィッシングメール 596 件対象に分析

  3. 社内用ポータルサイトを誤って公開、最大 約 42,400 名の顧客の個人情報がアクセス可能に

    社内用ポータルサイトを誤って公開、最大 約 42,400 名の顧客の個人情報がアクセス可能に

  4. 総務省 SBOM 対応ノスゝメ

    総務省 SBOM 対応ノスゝメ

  5. 総務省、ガイドライン活用のための「クラウドの設定ミス対策ガイドブック」公開

    総務省、ガイドライン活用のための「クラウドの設定ミス対策ガイドブック」公開

  6. 半数の中小企業経営者、セキュリティ対策の必要性「感じたことがない」

    半数の中小企業経営者、セキュリティ対策の必要性「感じたことがない」

  7. 「白塗り」に気付けなかったのは決裁を紙文書でやっていたから ~ 消防防災航空センターホームページで個人情報が閲覧可能に

    「白塗り」に気付けなかったのは決裁を紙文書でやっていたから ~ 消防防災航空センターホームページで個人情報が閲覧可能に

  8. バッファロー製 Wi-Fi ルータ WSR-1166DHP シリーズのボット感染を確認、複雑なパスワードへの変更を呼びかけ

    バッファロー製 Wi-Fi ルータ WSR-1166DHP シリーズのボット感染を確認、複雑なパスワードへの変更を呼びかけ

  9. 岡山県精神科医療センターにランサムウェア攻撃、電子カルテのシステムで不具合

    岡山県精神科医療センターにランサムウェア攻撃、電子カルテのシステムで不具合

  10. 埼玉県立学校の健康診断業務委託先にランサムウェア攻撃、データ窃取の有無を完全に断定することはできず

    埼玉県立学校の健康診断業務委託先にランサムウェア攻撃、データ窃取の有無を完全に断定することはできず

ランキングをもっと見る