裁判所、有名ハッカーMitnickのコラム執筆を却下 | ScanNetSecurity
2026.02.02(月)

裁判所、有名ハッカーMitnickのコラム執筆を却下

 コンピュータ・システムの不正侵入で1995年に有罪判決が下されてから5年の刑期を経て、現在は仮釈放中のKevin Mitnick(36歳)に仕事の依頼がきた。来月創刊予定のコンピュータ雑誌『Contentville』のコラムの執筆である。判事は、保護観察官の許可が下りたのならば執筆

国際 海外情報
 コンピュータ・システムの不正侵入で1995年に有罪判決が下されてから5年の刑期を経て、現在は仮釈放中のKevin Mitnick(36歳)に仕事の依頼がきた。来月創刊予定のコンピュータ雑誌『Contentville』のコラムの執筆である。判事は、保護観察官の許可が下りたのならば執筆の仕事を受けても良い、と裁定した。しかし、Mitnickの保護観察官Larry Hawley氏は、Mitnickの請求を斥け、コラム執筆にタイプライターを使用するというMitnickの案も却下した。連邦地裁Mariana Pfaelzer判事はHawley氏の決定を支持した。

 Mitnickは1月に連邦刑務所を出所した。現在は3年にわたる仮釈放期間中で、その間はインターネットにアクセス可能な全ての機器(コンピュータ、モデム、ソフトウェア、携帯電話、等)の使用及びコンピュータ業界での就労を禁じられている。Mitnickは報道機関のインタビューに対し「僕は皆と同じように生計を立てようとしただけなんだ。ハッキングには、もう興味はないよ。ただ、その方面の経験はたくさん積んでいるからね。僕は方向転換をするつもりだったんだ」と述べた。

 Mitnickは3年あまり捜査の網をくぐり抜け、1995年にノースカロライナで逮捕された。Mitnickの弁護士は、Hawley氏の今回の決定について、あまりにも杓子定規で厳しいものだと述べた。尚、Mitnickの事件を担当しているPfaelzer判事は法廷でMitnickを信用に足る人物ではないと繰り返し述べていた。

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

    “我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

  2. 通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

    通行中の市民がごみステーションで生活保護受給者の申請書を発見

  3. 企業が導入検討するも利用しなかったアプリに外部から不正アクセス、顧客の氏名と電話番号が流出

    企業が導入検討するも利用しなかったアプリに外部から不正アクセス、顧客の氏名と電話番号が流出

  4. エフエム東京へのサイバー攻撃を指摘する SNS 投稿、何らかの原因で統計分析用のデータの一部が流出した事実はあるが機密性の高い情報は含まれず

    エフエム東京へのサイバー攻撃を指摘する SNS 投稿、何らかの原因で統計分析用のデータの一部が流出した事実はあるが機密性の高い情報は含まれず

  5. 笹だんご「田中屋本店」に不正アクセス 677 名のカード情報が漏えい

    笹だんご「田中屋本店」に不正アクセス 677 名のカード情報が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop