二要素認証コードを要求するフィッシングを確認(RSAセキュリティ)
RSAセキュリティ株式会社は3月27日、同社のオンライン不正対策指令センター(AFCC)とRSA FraudAction Research Labが、金融機関をターゲットにフィッシング攻撃を繰り返してきた「Rock Phish団」の攻撃が、ここにきてさらに増加し、また戦術にも変化が認められると発
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Rock Phish団の攻撃は、2007年から2008年半ばにかけて世界全体のフィッシング攻撃の50%以上を占め、銀行口座からの数千万ドルに及ぶ盗難被害にかかわっていたものと見られている。2008年7月以降、Rock Phish団による攻撃は急減したが、その後Rock Phish団がそれまでの古く単純なネットワークを高度に先進的なfast-flux型のAsproxボットネットに置き換える動きが見られ、さらにここにきて、再度ボットネットをMS-Redirectと呼ばれる「fast-fluxネットワーク」に変更したとされている。それを契機にRock Phish団の攻撃回数も右肩上がりに増加し、AFCCによれば、2009年2月の1ヶ月間で10,000回近い攻撃が行われ、そのうちほぼ半分がRock Phish団によるものだとされている。
http://japan.rsa.com/
《ScanNetSecurity》