新しい脆弱性へのエクスプロイト活動が急激に落ち込む--1月度レポート(フォーティネットジャパン)
フォーティネットジャパン株式会社は2月10日、2011年1月度の「フォーティネットウイルス対処状況レポート」を発表した。2010年12月21日から2011年1月20日までの同社「FortiGateネットワークセキュリティアプライアンス」と「インテリジェンスシステム」が検知した情報に
脆弱性と脅威
脅威動向
今回のレポートで検出された注意を要するトップ3のマルウェアは、Javascriptを用いてシステムを感染させる大量メーラー「Feebs」、SNSなどのコメントにリンクされたさまざまなスパム キャンペーンを用いて、それ自身が感染している添付ファイルを送信する「Buzus」、ボットコンポーネントを内包するファイル感染マルウェア「Virut」であった。これらは新しい脅威ではないものの、依然として執拗で積極的な活動を続けている。また別に、2010年12月27日から2011年1月10日まで、グローバルスパムレートの大幅な下落が観測されたが、再び通常の状態へと上昇しはじめている。
(吉澤亨史)
http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2011/pr021011.html
《ScanNetSecurity》