持続的標的型攻撃対策に「出口対策」の強化も--9月度レポート(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロ株式会社は10月5日、2011年9月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。9月は、特定の企業や組織を狙ったとみられるサイバー攻撃が大きく報道され、標的型攻撃が注目を浴びた。対象を絞った攻撃は情報の詐取などを目的に2005年頃から報
脆弱性と脅威
脅威動向
9月の不正プログラム感染被害の総報告数は639件で、8月の780件から減少した。日本では、Windowsの脆弱性やリムーバブルメディアを悪用して侵入する「WORM_DOWNAD.AD」が前月に引き続きランクインした。WORM_DOWNAD.ADは全世界のランキングでも上位10種の報告数の50%以上を占めた。日本国内の問い合せ状況でもWORM_DOWNAD.ADが1位となっている。また、3位の「TROJ_CHEPVIL」は、勝手に不正なWebサイトにアクセスし、ボット型不正プログラム「TSPY_ZBOT」をダウンロードしようとする。
(吉澤亨史)
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20111004065049.html
《ScanNetSecurity》