Apache HTTP Server のエラーページに起因する HTTP ヘッダ情報漏えいの脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.10.04(日)

Apache HTTP Server のエラーページに起因する HTTP ヘッダ情報漏えいの脆弱性(Scan Tech Report)

Apache HTTP Server に、HttpOnly 属性が指定された Cookie をエラーページに出力してしまう脆弱性が報告されました。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
1.概要
Apache HTTP Server に、HttpOnly 属性が指定された Cookie をエラーページに出力してしまう脆弱性が報告されました。
リモートの第三者に利用された場合、Cookie を不正に取得される可能性があります。
さらなる攻撃に悪用される可能性があるため、対象のユーザは可能な限り以下の対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
4.3
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2012-0053&vector=%28AV%3AN/AC%3AM/Au%3AN/C%3AP/I%3AN/A%3AN%29


3.影響を受けるソフトウェア
Apache HTTP Server 2.2.21 以前

※開発版である Apache HTTP Server 2.4.0 もこの脆弱性の影響を受けます。


4.解説
Apache HTTP Server には、HTTP ヘッダの処理に起因して、デフォルトの HTTP ステータスコード 400 (Bad Request) のエラーページを出力する際に、当該ヘッダ情報をエラーページに出力してしまう不備があります。
このため、Cookie ヘッダに過度に長い文字列 (LimitRequestFieldSize を超える文字列) またはヘッダ名とパラメータの区切り文字であるコロン (:) を含まない不正な HTTP リクエストを処理した場合に、エラーページに HttpOnly 属性が指定された Cookie を出力してしまう脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用することでリモートの攻撃者は、Cookie を取得可能となります。

なお、Apache HTTP Server の ErrorDocument ディレクティブによるカスタムエラーページを設定する環境では、この脆弱性の影響を受けません。


5.対策
以下の Web サイトより Apache HTTP Server 2.2.22/2.4.1 以降を入手しアップデートすることで、この脆弱性を解消することが可能です。

Apache HTTP Server 2.2.22/2.4.1:
http://www.apache.org/dist/httpd/

また、この脆弱性を解消する Apache HTTP Server 2.2.22 では、他多数の脆弱性についても解消しています。詳細につきましては、関連情報の apache.org より提供されるセキュリティアドバイザリを参照下さい。


6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバー脅威分析センター)

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Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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