Oracle Java 7の任意のコードを実行される脆弱性の検証レポートを発表(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2026.05.24(日)

Oracle Java 7の任意のコードを実行される脆弱性の検証レポートを発表(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、「Oracle Java SE JDK7およびJRE7」の脆弱性により、リモートから任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-4681)に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
今回の検証イメージ。脆弱性を悪用しシステムを乗っ取る。
今回の検証イメージ。脆弱性を悪用しシステムを乗っ取る。 全 2 枚 拡大写真
NTTデータ先端技術株式会社は8月30日、「Oracle Java SE JDK7およびJRE7」の脆弱性により、リモートから任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-4681)に関する検証レポートを公開した。本脆弱性は、Javaのサンドボックス機能を制御するセキュリティマネージャクラスを細工したコードにより無効化することで、Javaのセキュリティ機構を迂回されることにより発生するもの。現時点でOracle社から脆弱性への対策、回避策などのアナウンスがなく、また本脆弱性を利用したPoison Ivyを使用した攻撃も観測されていることから、本脆弱性の再現性について検証を実施した。

検証は、Windows XP SP3、Java SE JRE 7 Update 6環境で、のInternet Explorer 7、Firefox 14、Google Chrome 21を検証ターゲットシステムとして実施した。ターゲットシステム上で、悪意のあるユーザが作成したWebページを閲覧させることで、攻撃コードを実行させる。これにより、ターゲットシステムにおいて任意のコードを実行させる。ターゲットシステムは、悪意のあるユーザが用意したホストに制御が誘導される。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムが操作可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Debian)のターミナル上にターゲットシステム(Windows XP)のプロンプトが表示され、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

    経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

  2. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  3. Fortinet, Palo Alto, Cisco ~ 国産CNAPP「Cloudbase」がネットワーク機器の脆弱性可視化機能リリース

    Fortinet, Palo Alto, Cisco ~ 国産CNAPP「Cloudbase」がネットワーク機器の脆弱性可視化機能リリース

  4. イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

    イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

  5. ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

    ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

ランキングをもっと見る
PageTop