「Wiper」の調査によって「Flame」が発見された経緯を報告(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.06.07(日)

「Wiper」の調査によって「Flame」が発見された経緯を報告(カスペルスキー)

カスペルスキーは、マルウェア「Wiper」に関する新たな調査結果を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は8月30日、ロシアKasperskyが8月29日に公開したリリースの抄訳として、マルウェア「Wiper」に関する新たな調査結果を発表した。Wiperは2012年4月、西アジア諸国の石油関連施設が所有するコンピュータシステムを攻撃したマルウェア。Kaspersky Labの研究チームは5月、国際電気通信連合(ITU)の要請を受け調査を行った。

調査結果によると、Wiperにより破壊されたコンピュータのHDDイメージの分析から、特定のデータ消去パターンと「~D」で始まる名前のとあるマルウェアコンポーネントが発見された。これらは「Tilded」と呼ばれる同一の攻撃プラットフォーム上に構築されていた「Duqu」と「Stuxnet」を連想させる。さらに調査を進めたところ、西アジアにおいて「~DEB93D.tmp」という名前の膨大な数のファイルを発見した。このファイルが「Flame」の一部であることが明らかになり、Flameの発見に至った。ただし、WiperとFlameは明確に区別される別々のマルウェアであると認識しているという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  2. 株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

    株式会社SHIFT SECURITY、新会社設立を中止し株式会社SHIFTに吸収合併へ

  3. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

  4. Booking.comへの不正アクセス、売上金受領口座情報が改ざん 約 900 万円の損失が発生

    Booking.comへの不正アクセス、売上金受領口座情報が改ざん 約 900 万円の損失が発生

  5. DMARCポリシーは reject を推奨 ~「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」公開

    DMARCポリシーは reject を推奨 ~「フィッシング対策ガイドライン 2026年度版」公開

ランキングをもっと見る
PageTop