日本企業の83%がモバイル・セキュリティインシデントを経験(チェック・ポイント) | ScanNetSecurity
2024.05.18(土)

日本企業の83%がモバイル・セキュリティインシデントを経験(チェック・ポイント)

チェック・ポイントは、第2回モバイル・セキュリティ調査の結果をまとめたレポート「The Impact of Mobile Devices on Information Security(モバイル・デバイスが情報セキュリティにもたらす影響:英文)」を公開した

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
本調査に参加した日本人回答者の結果(1)
本調査に参加した日本人回答者の結果(1) 全 2 枚 拡大写真
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は6月13日、第2回モバイル・セキュリティ調査の結果をまとめたレポート「The Impact of Mobile Devices on Information Security(モバイル・デバイスが情報セキュリティにもたらす影響:英文)」を公開した。本調査は、米国、カナダ、英国、ドイツ、および日本の企業に属するITプロフェッショナル約800人を対象に実施されたもの。

レポートによると、昨年モバイル・セキュリティインシデントを経験した企業は調査対象の過半数(79%)に上った。その被害額は、42%の企業で最大10万ドルを超え、さらにその16%は50万ドルを上回るなど、甚大な被害を受けている。日本においては、83%の企業がモバイル・セキュリティインシデントを経験しており、36%の企業では被害額が25万ドルを超えている。また、33%の企業で2年前に比べ、私物モバイルデバイスの数が5倍以上に増えており、56%の企業が「Androidが最もセキュリティ・リスクが高い」と回答している。さらに、92%の企業が「特に懸念されるのは顧客情報の紛失・盗難」と回答した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  5. 認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とは

    認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とはPR

  6. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  7. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

  8. NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

    NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

  9. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  10. DHCP のオプション 121 を利用した VPN のカプセル化回避の問題、VPN を使用していない状態に

    DHCP のオプション 121 を利用した VPN のカプセル化回避の問題、VPN を使用していない状態に

ランキングをもっと見る