モバイルマルウェアが半年で30%増加--フォーティネットレポート(フォーティネット) | ScanNetSecurity
2025.12.10(水)

モバイルマルウェアが半年で30%増加--フォーティネットレポート(フォーティネット)

フォーティネットは、2013年1月1日から7月31日までのFortiGuard脅威動向調査の結果を公表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2013年1月~7月までのAndroidマルウェアの増加
2013年1月~7月までのAndroidマルウェアの増加 全 2 枚 拡大写真
フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)は8月19日、2013年1月1日から7月31日までのFortiGuard脅威動向調査の結果を公表した。これによると、FortiGuard Labsにおいて過去6カ月間で観測されたモバイルマルウェアの数が30%増加した。チームは現在、1日あたり1,300の新たなサンプルを観測しており、300以上の固有のAndroidマルウェアファミリーおよび250,000以上の固有の不正Androidサンプルの追跡を行っているという。

また、Ruby on Rails、Java、Adobe Acrobat、Apacheは最新のパッチを公開しているが、攻撃者たちがいまだにこれらの古い脆弱性を悪用していることがレポートで明らかになっている。1月には、Ruby on Railsにリモートからコードを実行される脆弱性が発表され、同じく1月にJavaのサンドボックスを迂回し、任意のJavaコードを実行できるゼロデイ エクスプロイトが発見されている。攻撃者は現時点でも、これらの脆弱性が修正されていないWebサーバを検索し、攻撃しようとしている。レポートではこのほか、Acrobat/Acrobat Readerを狙ったゼロデイ攻撃や、CDorkedがApacheを攻撃ことなどを紹介している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. 不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

    不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

  3. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  4. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  5. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop