仮想ルータ「Brocade Vyatta 5400 vRouter」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Brocadeが提供する仮想ルータ「Brocade Vyatta 5400 vRouter」に、複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Brocade Vyatta 5400 vRouter versions 6.4R(x)」「同 6.6R(x)」「同 6.7R1」には、OSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2014-4868)、不適切なアクセス制御の問題(CVE-2014-4869)、不適切な入力確認(CVE-2014-4870)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、権限を持たないログイン可能なユーザによって、任意のOSコマンドを実行されたり、機微な情報を含むファイルへアクセスされたり、root権限を取得される可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNではデフォルトのシステムユーザ名およびパスワードを変更するなどのワークアラウンドを実施するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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