広がるセキュリティスキルのギャップへの対処と教育が鍵--2015年脅威予測(ソフォス) | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

広がるセキュリティスキルのギャップへの対処と教育が鍵--2015年脅威予測(ソフォス)

ソフォスは、セキュリティ脅威予測レポートの最新版「Security Threat Trends 2015」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
「Security Threat Trends 2015」(英語版)
「Security Threat Trends 2015」(英語版) 全 1 枚 拡大写真
ソフォス株式会社は12月18日、セキュリティ脅威予測レポートの最新版「Security Threat Trends 2015」を公開した。これは英ソフォス社が12月12日(現地時間)、英国オックスフォードにて発表したリリースの抄訳。日本語版は、2015年1月下旬にWebサイトで公開する予定だという。本レポートは、2015年以降のセキュリティ上の最大のリスクとサイバー犯罪によるビジネスや消費者への影響についてまとめたもの。ホームデポやソニーの大規模な情報漏えい事件の影響もあり、2015年はセキュリティが重要なトピックになることが予測されるとしている。10項目のトピックは以下の通り。

1:セキュリティの取り組みが脆弱性のリスクを緩和し、攻撃を激減させる
2:モノのインターネット(IoT)への攻撃が検証段階から実行段階へ
3:暗号化が標準に、しかしすべての人に歓迎されるわけではない
4:セキュリティ業界において15年以上見落とされていた重大な欠陥が、広範囲で使われているソフトウェア上に存在する
5:特にヨーロッパにおいて、法規制の整備が進む
6:サイバー犯罪者はモバイル・ペイメント・システムに注目しつつあるが、まだしばらくは従来からのカード不正利用にとどまる
7:グローバルのスキルギャップが引き続き広がり、その対処と教育が鍵
8:モバイルプラットフォーム向け攻撃コード生成サービスや攻撃ツールが登場
9:Industrial Control Systemsと現実社会のセキュリティのギャップが拡大する
10:ルートキットとボット能力が向上し、新しい攻撃の要因となりうる

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  2. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  3. セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  4. タカラベルモントの海外向けウェブサイトのサーバがフィッシングメール送信の踏み台に

    タカラベルモントの海外向けウェブサイトのサーバがフィッシングメール送信の踏み台に

  5. 重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

    重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

  6. スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談

    スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談PR

  7. 研究開発の推進責務が撤廃ほか ~「NTT法」改正法律成立を受け NTT がコメント

    研究開発の推進責務が撤廃ほか ~「NTT法」改正法律成立を受け NTT がコメント

  8. RoamWiFi R10 に複数の脆弱性

    RoamWiFi R10 に複数の脆弱性

  9. 2024年第1四半期 IPA 情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況、サポート詐欺被害時の漏えい可能性判断ポイントほか

    2024年第1四半期 IPA 情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況、サポート詐欺被害時の漏えい可能性判断ポイントほか

  10. 脆弱性診断自動化ツール「AeyeScan」を基盤に「診断マネジメントプラットフォーム」を提供

    脆弱性診断自動化ツール「AeyeScan」を基盤に「診断マネジメントプラットフォーム」を提供

ランキングをもっと見る