3社の協業により、日本独自のセキュリティ対策サービスを提供へ(NTT.Com、日本マイクロソフト、FFRI) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

3社の協業により、日本独自のセキュリティ対策サービスを提供へ(NTT.Com、日本マイクロソフト、FFRI)

NTT Com、日本マイクロソフト、FFRIは、3社協業により標的型攻撃やゼロデイ攻撃などに対する日本独自のセキュリティ対策サービス「Zero day Attack Protection」(仮称)を開発・提供すると発表した。

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セキュリティサービス「Zero day Attack Protection」(仮称)の概要
セキュリティサービス「Zero day Attack Protection」(仮称)の概要 全 1 枚 拡大写真
NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)、日本マイクロソフト株式会社、株式会社FFRIは12月18日、3社協業により標的型攻撃やゼロデイ攻撃などに対する日本独自のセキュリティ対策サービス「Zero day Attack Protection」(仮称)を開発・提供すると発表した。本サービスの提供開始は2015年4月を予定している。

本サービスは、アンチウイルスのパターンファイルやIPSのシグネチャなど、既存対策では防げない未知の脅威に対して、マイクロソフトが海外の政府機関などへの提供で培った脅威分析技術と、FFRIのゼロデイ攻撃検出技術を、NTT Comのセキュリティサービス基盤へ統合・相互連携することにより、日本独自のセキュリティ対策サービスとして提供するもの。

本サービスでは、クライアントPCのOS上だけでなく、カーネルモードへの攻撃も検出されるため、APT攻撃などの非常に高度な攻撃にも対応する。検出した攻撃やプログラムの情報は、専門のセキュリティアナリストが分析し、セキュリティ脅威と判断された場合は攻撃情報をブラックリストとしてクライアントPCやセキュリティゲートウェイに配信し、以降の類似脅威をブロックする。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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