「Snowden は人命を危険に晒した」という恐怖の物語が、懐疑的な冷笑を呼ぶ~その雑音に騙される情報セキュリティウォッチャーは、ほとんどいない(The Register) | ScanNetSecurity
2026.04.29(水)

「Snowden は人命を危険に晒した」という恐怖の物語が、懐疑的な冷笑を呼ぶ~その雑音に騙される情報セキュリティウォッチャーは、ほとんどいない(The Register)

「どういうわけだか、Snowden は『エージェントの情報を晒した』ことにおいて、OPM の侵害事件よりも多くの責任を問われている」と Errata Security の Rob Graham は Twitter に記した。

国際 TheRegister
【分析記事】
「伝えられるところによると、NSA の情報漏洩者 Edward Snowden のファイル(英国と米国の秘密諜報員の身元を明かすもの)を、ロシアと中国が解読したようだ」という主張をめぐって、意見が衝突している。

英国の政府機関と諜報機関の匿名の当局者たち(※脚注を参照)は、The Sunday Times の紙面を利用して、「MI6 は、敵対国に進出していたエージェントたちを撤退させた。それは、Edward Snowden が情報を漏洩させたことにより、彼らのアイデンティティ情報が『吹き飛ばされた(すなわち開示された)』ためである」という説をサポートしてきた。

一方の Snowden チームは、Snowden の有力な協力者である Glenn Greenwald の名において、その記事が「匿名の英国当局者の言葉だけを基に書かれた、誹謗中傷」であると批判した。Greenwald によれば、The Sunday Times は「NSA の内部告発者 Snowden の評判を落とすために英国政府が訴えていることを、何の疑いもなくロンダリングしてきた」という。「Snowden が手に入れた極秘ファイルを、ロシアと中国が解読した」という説を支持するような証拠は、なにも提供されていないと彼は語っている。

●おい、The Sunday Times よ。まずは事実を確認してくれ

その記事の早期のバージョンは、Greenwald のパートナー David Miranda について、「2013 年、モスクワに滞在中の Snowden を訪問したのちに、58,000 の『機密性の高い』諜報文書を所持していたことにより、ヒースロー空港で身柄を拘束された」という誤った記述をしていた。実際のところ、Miranda は、ベルリンにいる Laura Poitras(映画製作者で Snowden の協力者)を訪問したのち、ブラジルに戻る途中で拘束されている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. IPA が SCS評価制度の詳細を公表

    IPA が SCS評価制度の詳細を公表

  2. 従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

    従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

  3. 市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

    市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

  4. つるぎ町立半田病院システム担当者へのインタビュー記事掲載 ~ Sky株式会社

    つるぎ町立半田病院システム担当者へのインタビュー記事掲載 ~ Sky株式会社

  5. n8n における遠隔からの任意のコード実行につながる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

    n8n における遠隔からの任意のコード実行につながる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る
PageTop