東海道新幹線での火災事故を踏まえ当面の警備強化と「見せる警備」を行っていく考え(国土交通省)
太田昭宏国土交通相は7月3日の閣議後会見で、東海道新幹線での火災事故を踏まえ、巡回頻度を増やすなど当面の警備強化と「見せる警備」を行っていく考えを示した。
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7月1日に警察庁とJR各社による緊急会議で確認したもので、そのうえで危険物の持ち込み規制のあり方や車両側で改善すべき点についても検討していくことになった。
太田国交相は「JR各社は、できることからまず実施しようと、例えばJR東海では車内や駅の放送やテロップに「不審な行為」を追加し、注意喚起を行っている」と述べた。
車内への危険物持ち込み規制について国交相は「各社の旅客営業規則で原則禁止されているが、例外として可燃性液体でも3kg以内のものは持ち込むことができる。今回の事案を踏まえ、危険性の程度や持ち込みのニーズなどを勘案し、ルールに改善すべき点がないか、検討を行う必要がある」と述べた。
新幹線火災踏まえ警備強化、太田国交相
《編集部@レスポンス》
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