ここでスタートアップ企業の登場だ。昨今のセキュリティ業界では、インシデント対応の自動化に熱い注目が集まっている。つまり、ネットワークの構築を行うスタッフが緩和計画を立てる際に役立つ「インシデント対応と監査ツールを組み合わせた最上級の監視ソフトウェア」だと考えてほしい。
それらのスタートアップ企業の多くは、公然と認められることにさえ成功していない。独自のソフトウェアを作り、「Fortune 2000」のリストに入る大企業にプレゼンを行い、その場で購入を即決されたという数社のスタートアップ企業を私は知っている。彼らの語る話は非常に似ていた。多くの場合、それらの Fortune 2000 の企業は、適切なセキュリティを自社のネットワークで実際に適用することより、「そのような役立つツールをライバル企業に使わせないこと」に強い関心を示していたという。
幸いなことに、公然と彼らの商品を売っている企業が少なくとも現在 2 社──Guardicore と Attivo──はある。今後 12 か月間で世に出ようと考えている他のスタートアップ企業が数多く存在することも、私は知っている。
※本記事は Scan PREMIUM に全文を掲載しました
© The Register.
(翻訳:フリーライター 江添佳代子)