クラックプログラム販売の男性に、懲役2年罰金200万円の有罪判決(BSA)
BSAによると、インターネットオークションでのクラックプログラムの提供が不正競争防止法の禁止する不正競争に当たるなどとして、神戸地方裁判所が岡山県倉敷市内の男性に対し懲役2年(執行猶予5年)、罰金200万円を併科する有罪を下した。
インシデント・事故
インシデント・情報漏えい
クラックプログラムは、不正な信号をユーザのPC内に偽造・偽装することで、メーカーのライセンス認証システムを回避し、制限のないプログラムの実行を可能にするもの。男性は2014年6月頃、インターネットオークションを通じて、BSA加盟企業であるマイクロソフトコーポレーションが著作権を有する試用版プログラム「Office 2013 Professional Plus」のライセンス認証システムによる認証を回避し、製品版として使用可能にするクラックプログラムを販売していた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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