ZyXEL製無線LANルータのファームウェアに複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ZyXEL社が提供する無線LANルータ「NBG-418N」のファームウェアに複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「NBG-418N firmware version 1.00(AADZ.3)C0」には、証明書やパスワード管理(CVE-2015-7283)、およびクロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2015-7284)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にユーザと同等の権限で当該機器を操作される可能性がある。また、LAN内の攻撃者にデフォルトの認証情報を使用され、当該機器を完全に制御される可能性がある。JVNでは、アクセスを制限し、堅牢なパスワードを使用することで、本脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/