Netgear製無線LANルータに、不十分なランダム値を使用する問題(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Netgear社が提供する無線LANルータ「WNR1000v3」のファームウェアに不十分なランダム値を使用している問題が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「WNR1000v3 firmware version 1.0.2.68」には、不十分なランダム値を使用している問題(CVE-2015-8263)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にDNSレスポンスを偽装され、LAN内の端末を悪意のあるサーバに誘導される可能性がある。なお、現時点で対策方法は公開されていない。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/