auショップなどで提供の無線LANルータ「HOME SPOT CUBE」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、KDDIが提供する無線LANルータ「HOME SPOT CUBE」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「HOME SPOT CUBE」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2016-1136)、オープンリダイレクト(CVE-2016-1137)、HTTPヘッダインジェクション(CVE-2016-1138)、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2016-1139)、クリックジャッキング(CVE-2016-1140)、OSコマンドインジェクション(CVE-2016-1141)の脆弱性が存在する。
この脆弱性が悪用されると、Webサイトの転送や設定変更、任意のOSコマンドの実行などの影響を受ける可能性がある。JVNでは、「設定画面のログインパスワードを変更する」「設定画面にログインしている間、他のWebサイトにアクセスしない」「設定画面での操作終了後は、Webブラウザを終了する」「Webブラウザに保存されたパスワードを削除する」といったワークアラウンドをすべて実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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