「IKEv1」「IKEv2」に、DoS攻撃の踏み台にされる脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、鍵交換プロトコルである「IKEv1」および「IKEv2」にDoS攻撃の踏み台として使用される脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Internet Key Exchange version 1 および 2(IKEv1、IKEv2)」には、ネットワーク転送量の不十分な制限の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によってIKE/IKEv2 サーバがDDoS攻撃に加担させられる可能性がある。攻撃を回避するには、研究者によるとIKEサーバのレスポンスの再送制限を行うことと、ルータやファイアウォールによるパケットフィルタリングについてホワイトペーパーで言及している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》