サイト改ざんの報告件数が前四半期の1.5倍に増加--JPCERT/CCレポート(JPCERT/CC)
JPCERT/CCは、2016年1月1日から3月31日までの四半期における「インシデント報告対応レポート」および「活動概要」を公開した。
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インシデントの内訳は「スキャン」が39.9%、「Webサイト改ざん」が30.6%、「フィッシングサイト」が15.6%を占めた。フィッシングサイト全体では、金融機関のサイトを装ったものが55.3%、Eコマースサイトを装ったものが15.0%を占めている。本四半期に報告が寄せられたフィッシングサイトの件数は645件で、前四半期の474件から36%増加し、前年度同期(466件)との比較では38%の増加となっている。
活動概要では、「『高度サイバー攻撃(APT)への備えと対応ガイド~企業や組織に薦める一連のプロセスについて』を公開」「制御システムセキュリティ啓発活動~制御システムセキュリティカンファレンス2016を開催」「第12回APCERT合同サイバー演習」をトピックに挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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