「Apache Struts 1」利用に早急な切り替えを呼びかけ--JVN登録状況(IPA) | ScanNetSecurity
2026.09.05(土)

「Apache Struts 1」利用に早急な切り替えを呼びかけ--JVN登録状況(IPA)

IPAは、2016年第2四半期(4月から6月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
JVN iPediaの登録件数の四半期別推移
JVN iPediaの登録件数の四半期別推移 全 2 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月26日、2016年第2四半期(4月から6月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は1,762件で、累計登録件数が61,309件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの2件(公開開始からの累計は176件)、JVNから収集したもの206件(累計6,498件)、NVDから収集したもの1,554件(累計54,635件)となっている。

また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-119(バッファエラー)」353件、「CWE-20(不適切な入力確認)」176件、「CWE-264(認可・権限・アクセス制御)」170件、「CWE-200(情報漏えい)」165件、「CWE-79(クロスサイト・スクリプティング)」96件などとなっている。IPAでは製品開発者に対し、ソフトウェアの企画・設計段階から、セキュリティ対策を講じ、脆弱性の低減に努めることが求められるとしている。

レポートでは注目情報として、「Apache Strutsの脆弱性対策情報について」を挙げている。今四半期は、Apache Strutsの脆弱性が15件登録され、このうち2件で遠隔の第三者から任意のコードを実行されるといった危険な攻撃コードを確認している。また、15件のうちApache Struts 1が影響を受ける脆弱性対策情報は2件であったが、すでに公式サポートが終了しているため、通常は脆弱性対策情報は公開されない。IPAでは、早急にApache Struts 2や他のフレームワークなどに切り替えることを検討する必要があるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

    学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

  2. 日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

    日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

  3. 停職 30 日の処分 ~ 医療従事者が患者の入院の事実と病状を示唆する内容を発言

    停職 30 日の処分 ~ 医療従事者が患者の入院の事実と病状を示唆する内容を発言

  4. 医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

    医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

  5. 看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

    看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

ランキングをもっと見る
PageTop