Wi-Fiルータを攻撃し、Androidユーザを感染させるトロイの木馬を発見(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.06.30(火)

Wi-Fiルータを攻撃し、Androidユーザを感染させるトロイの木馬を発見(カスペルスキー)

カスペルスキーは、Wi-Fiルータを狙うAndroid向けトロイの木馬「Switcher Trojan」を同社Kaspersky Labのリサーチャーが発見したと発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
通常の通信処理
通常の通信処理 全 2 枚 拡大写真
株式会社カスペルスキーは1月10日、Wi-Fiルータを狙うAndroid向けトロイの木馬「Switcher Trojan」を同社Kaspersky Labのリサーチャーが発見したと発表した。Switcher Trojanは、Androidデバイスを直接狙わずに、デバイスが接続しているWi-Fiルータを攻撃し、無警戒なAndroidユーザを感染させる。Wi-Fiルータに感染後、ルータのDNSサーバ設定を変更し、そのネットワークに接続しているデバイスからのトラフィックを、攻撃者が管理するWebサイトにリダイレクトする。これによりユーザは、フィッシング、マルウェア、アドウェア攻撃などの危険にさらされることになる。

攻撃者が作成したWebサイトの種類は2つで、中国の検索エンジン「Baidu」のAndroidアプリに偽装したものと、Wi-Fiネットワークに関する情報を共有する中国の人気アプリ「WiFi Master Key」を偽装したものが確認されている。これらのサイトはC&Cサーバとしても機能し、同サイトの感染の統計情報によると、攻撃者はこれまでに主に中国の1,280のWi-Fiネットワークへの不正アクセスに成功したとみられるという。感染に気づくことも駆除することも難しいため、同社ではまずDNS設定に「101.200.147.153」「112.33.13.11」「120.76.249.59」の不正DNSサーバがないか検索するよう勧めている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. サッポロホールディングスの海外2社に不正アクセス

    サッポロホールディングスの海外2社に不正アクセス

  2. 廃棄したPC端末が一部データが残存する状態で流通、第三者が取得し発覚

    廃棄したPC端末が一部データが残存する状態で流通、第三者が取得し発覚

  3. アクサ生命の元営業社員(故人)が金銭詐取の可能性、偽造保険証券を顧客に手渡す

    アクサ生命の元営業社員(故人)が金銭詐取の可能性、偽造保険証券を顧客に手渡す

  4. 何が変わった?「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン(令和 7 年度版)」一部改定

    何が変わった?「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン(令和 7 年度版)」一部改定

  5. AIエージェントの安全な連携を可能に ~ Oktaが推進する標準プロトコル「XAA」のエコシステムが25社以上拡大

    AIエージェントの安全な連携を可能に ~ Oktaが推進する標準プロトコル「XAA」のエコシステムが25社以上拡大

ランキングをもっと見る
PageTop