障がい者からの各種相談を記録した外付けハードディスク盗難被害(大阪市) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

障がい者からの各種相談を記録した外付けハードディスク盗難被害(大阪市)

大阪市は7月18日、障がい者からの各種相談に対応する相談支援事業(基幹相談支援センター事業)を委託している法人事務所で、事業に使用するパソコンの個人情報を収録した外付けハードディスクが盗難にあい個人情報の漏えいが発生したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 3 枚 拡大写真
大阪市は7月18日、障がい者からの各種相談に対応する相談支援事業(基幹相談支援センター事業)を委託している法人事務所で、事業に使用するパソコンの個人情報を収録した外付けハードディスクが盗難にあい個人情報の漏えいが発生したと発表した。

これは7月16日午前9時頃に、同市の淀川区障がい者基幹相談支援センターに出勤した委託先の事務所職員が、パソコンの外付けハードディスクと遮蔽用として設置していた木製丸椅子が無いことに気づき、1日かけて捜索したが発見できず、委託先の事業所にて盗難と判断したというもの。

当該ハードディスクには、183名分の氏名、住所、電話番号、生年月日、障がい種別、相談内容の個人情報が記録されていた。

委託事業者では7月13日午後7時に、当該ハードディスク等が事務所内に設置されていたことを職員が確認済みで、当初は当該ハードディスクが無いことに気付いた職員も、事業所に物色された様子がなく他の金品類の盗難や鍵の破壊が無かったために、別の場所に収納したと考えたという。

委託事業者では翌7月17日に警察へ盗難届を提出済みで、当該ハードディスクに記録された相談者に対し、個別に連絡のうえ事情説明と謝罪を行う予定。

大阪市福祉局では今後、個人情報を含む電子記録媒体の管理について委託業者に対し万全を期すよう改めて周知徹底し再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

    富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

  2. ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

    ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

  3. プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

    プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

  4. 日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

    日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

  5. 総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

    総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

  6. 時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

    時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

  7. 脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術

    脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術PR

  8. 早稲田スポーツ新聞会のホームページがウイルス感染、意図せずファイルがダウンロードされる被害

    早稲田スポーツ新聞会のホームページがウイルス感染、意図せずファイルがダウンロードされる被害

  9. Meta 社へ申請するも復旧困難と判断、乗っ取り被害の「池袋エリアプラットフォーム」の Facebook ページ削除

    Meta 社へ申請するも復旧困難と判断、乗っ取り被害の「池袋エリアプラットフォーム」の Facebook ページ削除

  10. Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

    Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る