産業用ソフト「WebAccess Node」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Advantechが提供する産業用ソフトウェア「WebAccess Node」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
「WebAccess Node Versions 8.4.4 およびそれ以前」「WebAccess Node Version 9.0.0」には、次の脆弱性が存在する。
配列インデックスの不適切な検証(CVE-2020-12022)
相対的パストラバーサル(CVE-2020-12010)
相対的パストラバーサル(CVE-2020-12006)
相対的パストラバーサル(CVE-2020-12026)
SQL インジェクション(CVE-2020-12014)
スタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2020-12002)
ヒープベースのバッファオーバーフロー(CVE-2020-12638)
境界外読み取り(CVE-2020-12018)
これらの脆弱性が悪用されると、任意のコードを実行されるなど重大な影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》