入出金ツールに不正アクセス、一部顧客の個人情報が流出(サクソバンク証券) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

入出金ツールに不正アクセス、一部顧客の個人情報が流出(サクソバンク証券)

FX取引や海外株式取引サービスを行うサクソバンク証券株式会社は7月16日、入出金ツールに対し第三者からの不正アクセスがあり、一部顧客の個人情報が流出した可能性が判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 3 枚 拡大写真
FX取引や海外株式取引サービスを行うサクソバンク証券株式会社は7月16日、入出金ツールに対し第三者からの不正アクセスがあり、一部顧客の個人情報が流出した可能性が判明したと発表した。

これは7月14日午前6時頃に、外部ベンターが同社向けに開発した入出金ツールに対し第三者からの不正アクセスがあり、当該ツールを格納するサーバ内に保管された一部顧客の個人情報が流出した可能性が判明したというもの。

流出した可能性があるのは、一部顧客の氏名、住所、生年月日、ご連絡先情報、銀行口座情報、本人確認書類等を含む個人情報。なお、SaxoTrader PROやSaxoTraderGoなど同社取引システムへのログインに必要なパスワードや顧客の取引口座情報等は親会社であるサクソバンクA/Sが管理するサーバーで保管されているため、今回の不正アクセスによる情報流出は無いことを確認済み。

同社では漏えいが判明した顧客に対し、個別に連絡を行う。

同社では現在、本件に係るサーバーをシャットダウンし、外部からのアクセスを一切遮断、原因についても第三者調査機関による調査を行っている。また、同社では既に警察当局への報告と相談を行っている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  3. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  4. 東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

    東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

  5. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  6. セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

    セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

  7. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  8. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  9. フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

    フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

  10. インフォマート 公式 Facebook ページに不正ログイン

    インフォマート 公式 Facebook ページに不正ログイン

ランキングをもっと見る