ECモール「COREZO」に不正アクセス、データベースサーバから顧客情報閲覧の可能性
株式会社北國銀行は2月15日、同社の子会社である北國マネジメント株式会社が運営するECモール「COREZO」のシステムに第三者から不正アクセスがあり顧客情報が閲覧された可能性が判明したと発表した。
インシデント・事故
インシデント・情報漏えい

これは2月3日午後3時から6時にかけて、第三者から「COREZO」のシステムに不正アクセスがあり、翌2月4日から第三者機関による調査を行ったところ、商品発注に係わるデータベース用サーバに保存されていた顧客情報が閲覧された可能性が判明したというもの。
閲覧された可能性があるのは、住所、氏名、生年月日、職種、性別、メールアドレス、電話番号、商品購入に関する情報を含む73名分の顧客情報。なお、カード情報についてはシステムにデータを保持していないため漏えいは無い。
同社では2月5日に、対象となる顧客にメールならびに電話にて連絡を行っている。
同社ではECモール「COREZO」については、第三者機関の協力の下、安全であることを確認した上で2月9日に再開している。
同社では今後、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行い再発防止に努めるとのこと。
《ScanNetSecurity》
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