コネクティッドカーのサイバーリスク対策を支援、豊田通商とサイベラムテクノロジーズが販売代理店契約を締結 | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

コネクティッドカーのサイバーリスク対策を支援、豊田通商とサイベラムテクノロジーズが販売代理店契約を締結

豊田通商は7月21日、自動車向けセキュリティサービスを提供するイスラエルのスタートアップ企業のサイベラムテクノロジーズと日本国内における販売代理店契約を締結したと発表した。日本市場向けの代理店契約締結は豊田通商が初となる。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
製品セキュリティのイメージ
製品セキュリティのイメージ 全 1 枚 拡大写真
豊田通商は7月21日、自動車向けセキュリティサービスを提供するイスラエルのスタートアップ企業のサイベラムテクノロジーズと日本国内における販売代理店契約を締結したと発表した。日本市場向けの代理店契約締結は豊田通商が初となる。

サイベラムはサイバー攻撃に対するコネクティッドカーの脆弱性の検出、分析に特化した脆弱性管理ソリューションを手がけている。ソリューションはソフトウェアの構成情報を収集し、情報のみを保持した「デジタルツイン」を作成することで、コネクティッドカー発売以降に発見された脆弱性の監視・検出が可能。

豊田通商は、国内自動車メーカー向けに、サイベラムの脆弱性管理ソリューションの販売を通じて、開発段階から販売後のコネクティッドカーのサイバーリスク対策を支援する。

コネクティッドカーの普及に伴ってサイバーセキュリティ上の脅威に対する対策が急務となっている。国連の分科会でサイバーセキュリティ対策の法制化が採択され、各国で対応が進んでいる。日本では2022年7月から自動車メーカーに対してサイバーセキュリティ対策が義務付けられ、サイバー攻撃に対する組織体制やプロセス構築などが求められる。豊田通商は自動車メーカーのこうしたニーズに対応していく。

豊田通商、自動車セキュリティサービスを日本市場で展開…イスラエルのベンチャーと提携

《レスポンス編集部@レスポンス》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 訃報:セキュリティの草分けロス・アンダーソン氏 死去 67 歳、何回分かの生涯に匹敵する業績

    訃報:セキュリティの草分けロス・アンダーソン氏 死去 67 歳、何回分かの生涯に匹敵する業績

  2. 社員のセキュリティ意欲高める施策とは? 罰則は逆効果 ~ プルーフポイント「2024 State of the Phish」日本語版公表

    社員のセキュリティ意欲高める施策とは? 罰則は逆効果 ~ プルーフポイント「2024 State of the Phish」日本語版公表

  3. LINEヤフー委託先への不正アクセス、報告書を受け 2 度目の行政指導

    LINEヤフー委託先への不正アクセス、報告書を受け 2 度目の行政指導

  4. セキュリティにおける効果は実感できるのか ~ SECURITY ACTION 宣言「得られた効果はない」最多

    セキュリティにおける効果は実感できるのか ~ SECURITY ACTION 宣言「得られた効果はない」最多

  5. NDIソリューションズの RAG サービスに不正アクセス、個人情報を格納するサービスへの痕跡は確認されず

    NDIソリューションズの RAG サービスに不正アクセス、個人情報を格納するサービスへの痕跡は確認されず

  6. Acompany で 4 件の Google フォーム誤設定、最大 164 名の個人情報が閲覧可能に

    Acompany で 4 件の Google フォーム誤設定、最大 164 名の個人情報が閲覧可能に

  7. 笛吹市商工会へのサポート詐欺被害、調査結果公表

    笛吹市商工会へのサポート詐欺被害、調査結果公表

  8. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  9. 「相鉄ポイント」引き継ぎで会員情報を取り違え、他の顧客の個人情報が閲覧可能に

    「相鉄ポイント」引き継ぎで会員情報を取り違え、他の顧客の個人情報が閲覧可能に

  10. スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談

    スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談PR

ランキングをもっと見る