Google セキュリティチームは Reporting API をどう使って潜在的問題を検出しているか | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

Google セキュリティチームは Reporting API をどう使って潜在的問題を検出しているか

 Google は6月7日、Google セキュリティチームがどのように Reporting API を使用して潜在的な問題を検出し、実際の問題を特定しているか、同社ブログで発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 Google は6月7日、Google セキュリティチームがどのように Reporting API を使用して潜在的な問題を検出し、実際の問題を特定しているか、同社ブログで発表した。

 新たなウェブ標準「Reporting API」では、本番ウェブサイトにアクセスするブラウザで発生する問題をレポートする汎用的な仕組みを提供しており、HTTP ヘッダーでエンドポイント URL を指定するだけで、ブラウザはレポートをエンドポイントに自動転送し始める。提供されるレポートでは、世界中のユーザーのブラウザで発生するセキュリティ違反やまもなく非推奨になる API などの問題が詳しく説明されている。

 同ブログでは、Google セキュリティチームがどのように Reporting API を使って潜在的な問題を検出し、実際の問題を特定しているかを紹介するとともに、同様のアプローチで簡単にレポートの処理や対策ができるよう、オープンソースのソリューションも紹介している。

 Google セキュリティチームでは、デベロッパーが違反レポートのノイズを除外できる技術の中から、特に役立つ技術として「根本原因に注目する」、「環境情報を活用する」、「違反をソースコードにマッピングする」、「独自のソリューションを確立する
」の項目に分けて解説している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop