RemoteView の Agent(Windows版)に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

RemoteView の Agent(Windows版)に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月7日、RemoteViewのAgent(Windows版)における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月7日、RemoteViewのAgent(Windows版)における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の安里悠矢氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

RemoteView Agent(Windows版)v8.1.5.2より前のバージョン

 RSUPPORT株式会社のローカルPCからリモートPCの遠隔操作を提供する製品 RemoteView は、リモートPC上にRemoteView Agentをインストールし、ローカルPCからクラウドサービス経由でリモートPCを操作するが、RemoteView Agentのインストールに関連して下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・サービスのアクセス権が不適切(CVE-2025-22447)
→リモートPC上で、管理者権限を持たないユーザーがLocalSystem権限で任意のコマンドを実行する

・フォルダのアクセス権が不適切(CVE-2025-24864)
→リモートPC上で、管理者権限を持たないユーザーがLocalSystem権限で任意のコマンドを実行する

 本脆弱性は2月13日にリリースされた「RemoteView Agent(Windows版)v8.1.5.2」で修正されており、「自動アップデート」機能で修正済みバージョンにアップデートされる。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop