顧客に届いた「Oracle からの手紙」にセキュリティのプロが全力でツッコミ | ScanNetSecurity
2026.01.12(月)

顧客に届いた「Oracle からの手紙」にセキュリティのプロが全力でツッコミ

 オラクルは、自社のパブリッククラウド帝国への侵入について顧客に手紙を送ったが、その際、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」は影響を受けていないと主張したため、情報セキュリティコミュニティーでは嘲笑と怒りが入り混じった反応が巻き起こった。

国際 TheRegister
(イメージ画像)
(イメージ画像) 全 1 枚 拡大写真

 Oracle は、自社のパブリッククラウド帝国への侵入について顧客に手紙を送ったが、その際、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」は影響を受けていないと主張したため、情報セキュリティコミュニティーでは嘲笑と怒りが入り混じった反応が巻き起こった。

 この手紙は現在公開されており、企業メッセージの解読は本誌 The Register 誌(編集部註:本記事はイギリスの調査報道系 IT ニュース誌 The Register の特約記事です)のハゲタカたちの仕事に含まれることから、その意味がわかるように翻訳や注釈を加えながら、手紙の全文を紹介することにした。

 ご存じない方のために説明すると、今週 Oracle の顧客にメールで送られたこの手紙は、Oracle がホストしているサーバーへの侵入とデータの盗難に関するもので、その記事はこちらこちらこちらでお読みいただける。

では、手紙の本文を上から順番に見ていこう。

April 7, 2025
2025年4月7日

 侵入者は、Oracle から盗んだデータを 3 月 20 日にサイバー犯罪フォーラムで売りに出した。ビッグレッド( Oracle の通称)が、この件について顧客に連絡するまでに 18 日ほどを要したという事実は、このデータベースの巨人が事件をたいへん深刻に受け止めている、あるいはその真逆であることを物語っている。

Dear Oracle customer,
親愛なる Oracle の顧客の皆様へ

 まあ、これは「毛を刈られるのを待つ愛しい羊たちへ」よりはマシな響きだ。


《The Register誌特約記事》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. 日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

    日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

  4. 複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

    複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

  5. 埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

    埼玉大学で在学生 8,373 名の学籍番号及び GPA 等を含む個人情報が閲覧可能に

ランキングをもっと見る
PageTop