エレコム株式会社は10月15日、元従業員への不正競争防止法違反による告訴について発表した。
これは同社を退職して同業他社に転職した元従業員が、同社の営業機密を含む大量の情報を不正取得したと疑われる事案について、社内調査の結果、不正競争防止法違反の容疑で刑事告訴し、9月24日に所轄の大阪府警察東警察署に受理されたというもの。
同社によると現時点で、当該情報の外部流出や第三者による利用は確認されていない。
なお、個別の事実関係の詳細については、捜査への影響を鑑み、現時点で公表を差し控えている。
同社では、不正行為に対し断固たる姿勢で臨むとともに、事実関係の解明に向け、捜査当局に全面的に協力するとのこと。

