東証プライム上場企業の信和株式会社は12月3日、同社子会社での資金流出について発表した。
これは11月29日に、同社子会社が悪意のある第三者からの虚偽の指示を受け、資金が不正に流出したというもの。
同社では資金流出後に当該指示が虚偽であることを確認し、犯罪被害である可能性が高いと判断したため、警察への相談と被害の申し入れを行うとともに、対策チームを組成し、流出資金の保全および回収に向けた対応を進めている。
同社によると現時点で、当該資金が回収できなかった場合の損失は最大で約2億5千万円となる見込みで、今後の回収状況や追加的な費用の発生有無により変動する可能性があるとのこと。

