株式会社i-plugは10月5日、同社が提供する新卒オファー型就活サービス「OfferBox」のシステム設定不備について発表した。
これは「OfferBox」のシステムの設定不備が原因で、利用企業向けの同サービス内の特定のページで、利用学生の氏名及びメールアドレスが通信内容に含まれる不具合が発生していたというもの。
同サービスでは、利用学生の氏名及びメールアドレスは通常の閲覧画面で表示されないが、特定のページで各種ブラウザに搭載されている開発者ツールを使用し、開発者向け画面を表示した際に、同社の意図しない態様で個人情報が表示されたという。
同社では8月27日に、利用企業から特定の環境下でオファーを承諾していない利用学生の氏名と思われるものが表示されているとの問い合わせがあり、社内で調査した結果、発覚した。
通信データに含まれていた情報は下記の通り。なお、氏名に関しては、姓名がそのまま表示されていたものではなく、文字コードで表示されていた。
・LASTNAME(利用学生の姓に該当)
・FIRSTNAME(利用学生の名に該当)
・LOGINID(利用学生のメールアドレスに該当)
同社では、通信データ上でのみ個人情報が存在しており、通常の利用では企業から閲覧することができる状況になかったため、対象者の正確な特定ができないが、理論上の最大値は、2026年5月12日から8月28日の間に検索可能となっていた2027年卒及び2028年卒の利用学生の総数である314,009人となるとしている。
同社では、対象となる可能性がある利用学生に対し、本件事象について個別に通知文を送付している。
同社では、同サービスでは機能のリリースを行う際に、意図しない個人情報が表示されていないかを確認する工程が存在したが、あくまでサービス利用画面の表示確認にとどまっており、通信データの内容までの確認を実施していなかった。
同社では今後、新機能等におけるリリース判定基準の定期的な見直しや、リリース判定におけるガイドラインの再整備を行うとのこと。

