インターネット攻撃を阻止するため業界団体を結成(ICSA.net)
ICSA.netは2月22日、インターネット・セキュリティ協会(Alliance for Internet Security)の結成を発表した。同協会はセキュリティ対策に真剣に取り組んでいるインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)、業界の専門家や企業などで構成され、最近発生した分散型サ
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同協会のPeter Tippett会長は「DDOS攻撃は、いわば公衆衛生の問題である。最初のステップは、一人ひとりが自分の裏庭を掃除すること、つまり自分のシステムが攻撃の代理として利用されないよう対策を講じることだ」と述べた。
セキュリティ指針で推奨されているさらなるステップは、ルータやファイアーウォールを再設定することで防御層を増やしたり、境界のルータに割り当てられたIPブロードキャストの拒否などが含まれている。
同協会の創設メンバーには、Cable One社、Cable & Wireless社、Digex社、Global Center社、Global Crossing社、GTE Internetworking社、Level(3)
社、Road Runner社、Sprint社が名を連ねている。同協会は全てのISP、セキュリティ専門家、他の組織に対しDDOS攻撃阻止のキャンペーンに参入するよう呼び掛けている。セキュリティ指針の詳細および同協会のメンバーになるための案内は、下記のURLに記載されている。
http://www.icsa.net
《ScanNetSecurity》