十代のハッカー、分散型サービス使用不能攻撃の関与を否定
報道筋によると、ニューハンプシャー州在住の十代の少年がロサンゼルス警察の麻薬撲滅ウェブサイトに侵入したかどで3月8日に逮捕された。
Dennis Moran(17歳)は、麻薬濫用撲滅のための教育(Drug Abuse Resistance Education:D.A.R.E.)ウェブサイトに侵入したことを認
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Dennis Moran(17歳)は、麻薬濫用撲滅のための教育(Drug Abuse Resistance Education:D.A.R.E.)ウェブサイトに侵入したことを認めた。しかし
“Coolio”という名で知られている十代のハッカーは、2月に発生した一連の分散型サービス使用不能(DDoS)攻撃の関与を否定した。現在のところ、十代の少年と一連の攻撃との関連性を示す証拠は上がっていない。
Moran容疑者はD.A.R.E.サイトに侵入した理由を、麻薬撲滅に関する警察のやり方に意義を唱えるためと述べ、米政府の化学兵器協定サイトと情報セキュリティ会社のウェブサイトに侵入したことも認めた。尚、その二つの攻撃は2月に発生したDDoS攻撃よりかなり前の11月に起こっている。
検察局によると、同容疑者は2件のコンピュータ・システム不正アクセスの罪に問われている。そのどちらの罪も禁固刑で最高15年、罰金4,000ドルが科せられる、とABC NEWS.comが報じた。
3月8日の逮捕の前に、FBIは同容疑者の事情聴取を2度行い現在もDDoS攻撃の捜査を続けている。
《ScanNetSecurity》