EC詐欺検出プログラムでCiticorp社と協力(米財務省検察局)
Lawrence H.Summers財務省長官の主催で、サイバー犯罪を取り締まるための会議“National Summit on Identify Theft”が3月15日に開催され、連邦政府機関、州政府機関、地方自治体、金融機関、クレジットカード会社、報道機関、消費者擁護団体などから150人以上が参加し
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同財務省長官は会議の席上で、財務省検察局が現在、商取引詐欺にからんだ不正行為や窃盗を検出するため、ニューヨークに拠点を置くCitigroup社傘下のCiticorp社と協力して試作プログラムの開発にあたっていることを発表した。
そして「犯罪者は昔からある犯罪に最新のテクノロジーを使って莫大な儲けを得ている。我々は今後、その脅威と戦うべくサイバー犯罪取締を強化するため民間と協力態勢を築いていくつもりだ」と述べた。
さらに、財務省検察局とCiticorp社は不審な電子商取引行為を検出するための試作プログラムを共同で開発し、財務省検察局は金融犯罪担当の捜査官を対象にしたコンピュータ版教育プログラムの開発も進めていると述べた。
《ScanNetSecurity》