2ヶ月間で500回以上のコンピュータ攻撃を受ける(カナダ政府) | ScanNetSecurity
2026.07.06(月)

2ヶ月間で500回以上のコンピュータ攻撃を受ける(カナダ政府)

 カナダのセキュリティ会社、Electronic Warfare Associates Canada社がカナダ政府の依頼を受け、昨年(1999年)10月から2ヶ月間にわたり政府機関のコンピュータ・システムを調査した。その結果、カナダ政府および軍のコンピュータ・システムが2ヶ月にわたり531回の攻撃を

国際 海外情報
 カナダのセキュリティ会社、Electronic Warfare Associates Canada社がカナダ政府の依頼を受け、昨年(1999年)10月から2ヶ月間にわたり政府機関のコンピュータ・システムを調査した。その結果、カナダ政府および軍のコンピュータ・システムが2ヶ月にわたり531回の攻撃を受けたが、どれも失敗に終わっていたことが分かった。しかしカナダ政府が最も危惧しているは、ハッカーの手口がさらに巧妙になり国家の最高機密を扱うコンピュータ・システムが脅威にさらされることだと報告している。

 カナダ政府のコンピュータ・システムは定期的にスキャンされ、攻撃を受けていた。特に政府機関の主要ウェブサイトは週10件以上の攻撃に遭い、多い時には週40件を越えた。
 攻撃のほとんどはカナダ国内からで、次に多いのが英国と米国、そしてごく僅かではあるが中国やロシアからの攻撃も検出された。また調査期間中、34件のサービス使用不能攻撃を確認したがどれも失敗に終わっていた。
 この報告を受けて、カナダ国防省通信安全機構(CSE)の広報担当Kevin Mills氏は「これでカナダ政府が攻撃のターゲットとなっていたことが明白になった。ハッカーは 政府機関のコンピュータ・システムを防御しているファイアーウォールや他のセキュリティ対策ツールの突破に失敗したようだが、今回が無事だったからと言って、決して安穏としてはいられない」と述べた。
 報告書はカナダ政府に対し、さらに多くのハッカー検出システムを政府機関のコンピュータ・システムに実装するよう提言している。


《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

    日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

  2. セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

    セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

  3. 日本資産総研へランサムウェア攻撃、専門家調査で安全性を確認

    日本資産総研へランサムウェア攻撃、専門家調査で安全性を確認

  4. 常石グループへのフィッシングメールで認証情報が漏えい、再発防止策を発表

    常石グループへのフィッシングメールで認証情報が漏えい、再発防止策を発表

  5. 何が変わった?「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン(令和 7 年度版)」一部改定

    何が変わった?「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン(令和 7 年度版)」一部改定

ランキングをもっと見る
PageTop