サイバー犯罪に対する関心は高いが、万全な対策を怠る(Symantec社)
Symantec社の依頼を受けて市場調査会社Applied Marketing Research社はニューヨークの一般ユーザと『PC エキスポ』に参加したIT関連専門家300人を対象にセキュリティに関する意識調査を行った。それによると、一般ユーザとIT関連専門家はサイバー犯罪に高い関心を示し
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一般ユーザの87%、IT関連専門家の95%近くがウイルスの攻撃から自分のPCを守るためにアンチウイルス・ソフトウェアを使用していると回答し、ファイアーウォールを設置していると答えたのは、一般ユーザが19%、IT関連専門家は49%に留まった。そして、一般ユーザの85%近く、IT関連専門家の70%以上がサイバー犯罪からPCを防御する方法を知っていると答え、一般ユーザの37%、専門家の69%がソフトウェアを少なくとも月に一度はアップデートしていると回答した。
この調査結果を受けて、Symantec社の上級副社長Steve Cullen氏は「専門家を含めた全てのユーザがウイルスやサイバー犯罪に対し危機感を抱いていることが窺える。しかし、昨今の脅威からPCを防護するには、基本的なアンチウイルス・ソフトの導入だけでは十分ではなく、ファイアーウォールのようなより堅牢なインターネット・セキュリティ・ソリューションを組み込む必要がある」と提言した。
《ScanNetSecurity》