大学がFBIの盗聴システムを精査(米司法省) | ScanNetSecurity
2026.11.02(月)

大学がFBIの盗聴システムを精査(米司法省)

 Stephen Colgate副司法長官は8月10日、物議を醸している連邦捜査局(FBI)の盗聴システム“Carnivore”のハードウェアおよびソフトウェア両面における調査を行う大学を10日以内に選定すると発表した。Carnivoreは、犯罪に関わる膨大な量の電子メールを傍受し解析するシス

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 Stephen Colgate副司法長官は8月10日、物議を醸している連邦捜査局(FBI)の盗聴システム“Carnivore”のハードウェアおよびソフトウェア両面における調査を行う大学を10日以内に選定すると発表した。Carnivoreは、犯罪に関わる膨大な量の電子メールを傍受し解析するシステムで、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)に設置され捜査対象者が送受信する全ての電子メールをスキャンする。

 FBIはCarnivoreに関し、裁判所の認可を得て犯罪の関与が疑われている人物のみの盗聴を行うものだと主張しているが、プライバシー擁護団体や一部の政治家は、このシステムの対象者があまりにも広範囲に及ぶ可能性があり、国民のプライバシーが侵害される恐れがあると指摘している。
 Colgate副司法長官によると、9校の大学が候補に上がっており、現在そのうちの3校と連絡を取った。大学名については、伏せられたままである。またReno司法長官は「調査を任される大学の選定基準として、コンピュータの専門的知識および調査能力などが挙げられる」と述べた。

 調査終了後、大学は報告書を作成して公開し、有識者や各方面からのコメントを募る予定だ。そしてColgate副司法長官により選出された司法省職員4名、FBI職員1名が報告書およびコメントを検討し、Reno司法長官に改善案を進言する予定だ。「私の希望としては、12月までにすべての作業を終えたいと考えている」とColgate副司法長官は付け加えた。

《ScanNetSecurity》

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