電子メールを“切り刻む”ソフトウェア発売される(AbsoluteFuture社) | ScanNetSecurity
2026.11.01(日)

電子メールを“切り刻む”ソフトウェア発売される(AbsoluteFuture社)

 電子メールを開封した後、送信者が設定した時間が経過すると受信者のハードドライブからそのメールが跡かたもなく消去するソフトウェアSafeMessageが9月27日に発売された。SafeMessageを開発したのは、AbsoluteFuture社。同社の最高経営責任者(CEO)Graham Andrews氏

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 電子メールを開封した後、送信者が設定した時間が経過すると受信者のハードドライブからそのメールが跡かたもなく消去するソフトウェアSafeMessageが9月27日に発売された。SafeMessageを開発したのは、AbsoluteFuture社。同社の最高経営責任者(CEO)Graham Andrews氏は「SafeMessageは、言わば電子メール対応の“シュレッダー・マシーン”だ。PCのハードドライブおよびサーバ上の足跡は消去される」と述べた。

 同ソフトウェアの登場で頭を痛めているのは警察だ。なぜなら、同ソフトは詐欺師やテロリストらが取り交わすメールをデジタル処理により隠蔽してしまうからだ。犯罪の証拠となるメッセージは、たとえ一つのコンピュータで消去されたとしても、往々にして別のコンピュータで再びその痕跡を検出できる。連邦捜査局(FBI)のJohn Collingwood副長官は、電子メールが電話や手紙と同様にごく一般的なツールとして使用される現代において、電子メールの追跡が可能なことは有効な犯罪の抑止力となっていると述べ、「技術の急速な進歩は、国家の安全を守る捜査機関に様々な難題を突きつける」と語った。

 しかし、プライバシーを重視する人々はSafeMessageの発売を喜んで受け入れるだろう。ヒューストンにある某石油会社の幹部は、電子メールの内容が競合会社に漏れるのを恐れ、SafeMessageのベータ版を使用していると語った。


《ScanNetSecurity》

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