“The Code Book”の512ビット暗号鍵の解読に成功(スウェーデン) | ScanNetSecurity
2026.09.07(月)

“The Code Book”の512ビット暗号鍵の解読に成功(スウェーデン)

 Simon Singh氏著作の暗号本“The Code Book”の中にある最終ステージの暗号をスウェーデンの研究者チームが破った。解読に成功した者には賞金1万ポンドが授与される。全ての暗号を解読したのは、インターネットセキュリティ関連の仕事に就いているAlmgren氏、ソフトウ

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 Simon Singh氏著作の暗号本“The Code Book”の中にある最終ステージの暗号をスウェーデンの研究者チームが破った。解読に成功した者には賞金1万ポンドが授与される。全ての暗号を解読したのは、インターネットセキュリティ関連の仕事に就いているAlmgren氏、ソフトウェア開発者のGranlund氏とストックホルムにあるRoyal Institute of Technologyのコンピュータ専門家3名から成るチームだ。“The Code Book”が発行されてからスーパーコンピュータを使わず暗号の解読に至るまで約1年を要した。

 “The Code Book”はアルファベットの換字式暗号法から現在のインターネット暗号標準までの歴史および進歩の過程を記した本だ。Singh氏はその巻末に暗号作成者に向けて暗号問題を載せた。その問題は10の暗号から成り、ステージを進むごとに複雑化している。最終ステージはインターネット・セキュリティに使用されている暗号と同様の512ビットの暗号鍵を使用している。暗号問題はケンブリッジにあるマイクロソフト社研究所の暗号専門家Paul Leyland氏の協力を得て作成され、過去に提示された暗号問題の中で最も難しいとされている。

 “The Code Book”の発行元は出版の意図に関し、暗号に内在する本質的な弱点を露呈させるのではなく、全ての暗号のセキュリティは継続的に監視される必要があることを示したかったとしている。


《ScanNetSecurity》

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