実用化される電子財布(英Egg銀行) | ScanNetSecurity
2026.04.15(水)

実用化される電子財布(英Egg銀行)

 英国のインターネット銀行Egg銀行は2001年1月、全ての顧客に電子財布を提供する英国初の金融機関になる見通しだ。電子財布の導入により、消費者はより簡単にオンライン・ショッピングを行うことができ、電子商取引はより一層活発化すると見られている。

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 英国のインターネット銀行Egg銀行は2001年1月、全ての顧客に電子財布を提供する英国初の金融機関になる見通しだ。電子財布の導入により、消費者はより簡単にオンライン・ショッピングを行うことができ、電子商取引はより一層活発化すると見られている。

 同銀行の電子財布は、企業や個人ユーザが資金をサーバ側に送金する仕組みになっている。そして、ネットショッピングにもその資金を使用することができ、安全なるオンライン決済が可能となる。比較的低コストなこの方式を採用することにより、決済を低料金で行うことができマイクロペイメントと呼ばれる小額決済にも対応できる。

 オンライン処理を行っている英国の全ての大手銀行は、以前より安全な電子財布システムの実用化を待ち望んでおり、Egg銀行の様子を見ながら来年にも同システムを導入すると見られている。

 電子財布システムは、詐欺行為による金銭的損失を抑え、そしてクレジットカードより確かな安全性を提供することが可能だ。何故なら、顧客情報はオフラインに置かれているからである。また、オンライン小売業者はクレジットカードを持たない人々(ウェブサーフィンをする子供たちなど)に対しても商品を売ることが可能になる。

 同銀行の電子財布システムは、Earthport社の技術を採用している。昨年7月から試験運用を開始しており、実際の運用は2001年1月末からの予定だ。同銀行の顧客は同銀行のサイトを通して、多数のオンライン・ショップ
(Amazon、BOL、Dellなど)が提供する商品の購入が可能になる予定だ。また同銀行は最近、大手クレジットカード会社Visaと提携し、2001年10月までに同社のカード所有者に対しクレジットカード電子決済プロトコル仕様であり事実上の国際標準仕様のSET(Secure Electronic Transaction)に準拠した電子財布を提供する予定だと発表した。

《ScanNetSecurity》

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