米国の衛星システム制御ソースコード、盗まれる(米海軍犯罪捜査機関) | ScanNetSecurity
2026.10.11(日)

米国の衛星システム制御ソースコード、盗まれる(米海軍犯罪捜査機関)

 米海軍の犯罪捜査機関(NCIS)の広報担当Paul O'Donnell氏は3月2日、ワシントンの海軍試験研究所でコンピュータ・ハッキング事件が発生し、現在米連邦捜査局(FBI)と協力して捜査していることを明らかにした。事件の経緯は、昨年(2000年)の12月24日ハッカーが衛星シ

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 米海軍の犯罪捜査機関(NCIS)の広報担当Paul O'Donnell氏は3月2日、ワシントンの海軍試験研究所でコンピュータ・ハッキング事件が発生し、現在米連邦捜査局(FBI)と協力して捜査していることを明らかにした。事件の経緯は、昨年(2000年)の12月24日ハッカーが衛星システム制御に使用する航空宇宙ソフトウェアOS/COMETをダウンロードしたというものだ。そのソフトウェアを開発したExigent International Inc.社(本社、フロリダ州)の最高経営責任者(CEO)B.R. Smedley氏が3月2日夜、事件の関する声明文を発表したことから世間の知るところとなった。

 同声明文によると、盗まれたのは同ソフトウェアの旧バージョン・ソースコードの一部で、最新バージョンのOS/COMET 4.0は無事だった。OS/COMETは、地上操作衛星通信ソフトウェアで単体の衛星もしくは衛星群の制御を可能にするソフトだ。盗まれたソースコードは、スウェーデンの情報技術会社Carbonide AB社のコンピュータ上で発見され、削除したと声明文は述べている。Exigent社は1月19日、フロリダ地裁にCarbonide AB社と同事件に関与したと疑われるドイツのKaiserslautern大学を提訴した。

 スウェーデンのタブロイド紙Expressenによると、Exigent社は12月27日、同研究所のコンピュータ・システムが攻撃されたことを示すログファイルを職員が発見し、初めてソフトウェアが盗まれたことに気づいたという。

《ScanNetSecurity》

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